◆ 令和3年9月時点の休園発生数
令和3年9月の時点では上記のようになっています。
文字が小さくなっていますが・・・
コロナ感染者が発生した保育所
→5154園
感染した職員数
→5229名
感染した園児数
→5829名
これは報告件数なので実際にはもっと数字は多いと思います。ただこの数字を基に何かを論じるわけではありませんが、現状としてここに記載しておきます。
◆ 保育園で実際に感染が出るとどのような感じ?
以下の図は認可保育園で実際に起きている濃厚接触者の事例です。
ここで記載している内容で注目のポイントは「2・3」
最初は濃厚接触者として特定されていなかったので、保育園に登園させていたが・・・濃厚接触者の中からコロナ感染が出たことで、実は除外対象とされていた子どもも濃厚接触者だったことが判明するという事例です。
多くの自治体では厚労省が発表している認可保育園の運営基本方針に従って、衛生面に配慮しつつ出来るだけ開園を続ける方針です。
その為、厚労省ならびに保健所が発表している濃厚接触者の定義に準じて対応していると「部分休園」のように全体休園にならない場合は上述のような感染拡大に繋がる事案も発生するのです。
そこで各保育園では「保護者への協力願い」という形で独自の登園基準を設けることで感染拡大を防ぐ配慮をしているところが少なくありません。
◆ だいすけ考え方が1年前と明らかに違う
私たちは1年前の2月~3月の最初に発令された緊急事態宣言の時に「保育園と保育士の有り方」について持論を展開しました。
実はこの時に、コロナ感染を恐れて保育士の大量退職が話題になっていました。その時に退職する保育士を否定はしないけれど、保育業界に限らず行政の窓口業務や飲食店なども同じように感染リスクを背負っている。
保育園も小学校や中学校同様に休園するべきという意見に対して、それも間違ってはいないが、実際に保育園を締めてしまうことによる今の日本社会への影響力が大きすぎるということでそれぞれの想いを発していました。
→それだけ保育園という場所が本当に必要とされている場所であるという認識がされているのはとても誇りに思うしそれはそれで嬉しいという趣旨も。
今もこの保育園休園問題は様々な議論が交わされておりますが・・・ここでは現時点では”だいすけの価値観”を掲載しておきます。
この続きはまたの機会で☆彡